帝国劇場CONCERT THE BEST New HISTORY COMING【感想まとめ】

まいにち

19日の18時公演 Cプログラムの感想を。

すべての感想を書きたいんだけど
正直、名前しか知らない人もいた。

もったいないことをしている自覚はあるけど
ミュージカルにたどり着いたのが、
公演を見に行こうと思ったのが、
今なんだからここから楽しむだけだ!!

AからGまでのプログラムがある中で
この日を選んだのはお目当ての4人がいたから。

主にその4人に注目していたからその感想を。

■井上芳雄さん

それほど詳しくなくても知っているスター
私にとってはムーランルージュのクリスチャン

とにかく頭の回転が速い。

ツッコミを入れたりボケたりしながら
みんなに話題を振って。笑いもとって。
ベテラン勢のこともうまく転がして捌いていた。

あのまっすぐ通る声、乱れない歌。
絶対音感とかないけど正確なはず。

階段を降りるときも
足元を見ないでまっすぐ降りてくる。

所作がもうすべて無駄がなくて綺麗だった。

誰よりも多い登場回数のはずなのに歌も
ダンスもさらっとこなしていた恐ろしい。

ビジュアルもよくてスタイルも歌も、
そしてあの頭の回転の速さ。
この人にないものは何だろうと考えてしまった。

井上さんのエリザベートも
モーツァルトもミスサイゴンも
全部みたくなってしまった!

■甲斐翔真さん

私にとってのクリスチャンパート2。
つるっとしててかわいい小さな顔に
すらっとして長い脚とのギャップ。

話し方は穏やかで柔らかいんだけど
燃える闘志みたいな野心をひしひしと感じる。
彼は赤い炎じゃなくて白っぽい青い炎。
(青いほうが温度が高い)

ムーランルージュのロクサーヌを歌ってた。
話してる時と演じてる時で別人みたい。

そんな服着なくていいからあああぁぁあがすき。
嫉妬にかられてる感じがすき。

ランベスウォークで客席降臨した時、
まさかの近くに来てしまって動揺したけど
こんなチャンス二度とないと思って
ハイタッチ?触ってしまったよ。

めちゃくちゃうれしかったー!
ごめんなさいー!!

キンキーブーツ楽しみにしています。

そして帝劇の0番に立つ宣言、
とても楽しみにしてます。

■宮野真守さん

私にとってのジョジョのディオ。

当時はディオの声優オーディションに
最終選考で落ちて悔しかったけど
ここで演じられるなんて幸せといっていて
そんな伏線回収みたいな主人公な話ある…?

個性が強いとか歌がうまいのは当然。
あの驚異的なスタイルは何だ。

足が長いのなんの。半分以上足では…?
広い舞台を右へ左へ。歩いてない飛んでた。

声優としてのイメージが強かったけど
子供の頃から舞台にも挑戦していて
やっとここにたどり着いたなんて素敵すぎる。

■山口祐一郎さん

言わすもがなのミュージカルの帝王

作品はまだ見たことないんだけど
調べていくうちに知った気になる人だった。

登場したらもう会場が静まり返っていて。
威圧感とか重厚感でもなく何かに包み込まれた。
すべてを支配しているような独特な雰囲気。

MCでもうコキコキって何回も言ってて
何のことかと思ったけど
よく考えたら年齢のことなの。古稀。

もう出番は終わりかと油断していたら
闇は広がるで井上さんと登場してきて大興奮
当時のことは知らないけど有名な曲。
何より会場のどよめきが凄かった。

MCのおちゃめさと演じている状態の
ギャップがすごすぎてついていけない。

生で見て、空気が変わる瞬間、
ある意味歴史に残る瞬間を
肌で感じることができて幸せだった。

もう感想が心がとっ散らかって
収拾がつかないんだけど
ここからはすべての感想。

ライブビューイングでは1回見ている分、
曲を覚える余裕もあったし、
どんな役だったとか知識も少しだけ増えた。

初演の人が久しぶりに披露した曲とか
歴代の同じ役の映像が流れたり、
表舞台の華やかな部分だけじゃなくて
裏方とか帝国劇場の内部も映していた。

ミュージカル好きな人には堪らない演出。

せり上がりの迫力もすごかった。
こんなところ開くんだ、回転するんだ、
このサイズの階段が下に!?って。

シャルウィダンスみながら社交ダンス踊れたら
かっこいいなとか余計な事を考えたり。
いや、歌いながら踊ってるぞ…?とか。

歌がとか声質が通るとか安定しているとか
演技が上手とかそこはもう当然で。

舞台を支配する力をもっていた。

そして会場では、肉眼では見えなかった
全員違うデザインの煌びやかな衣装たち。
ライブビューイングではじっくり観察。

自分が着るならこれかなとか
誰もが妄想し
たと思う。。

演じているときは知らない素の部分(?)
キャラクターも面白くて。

趣味はダイエット、
特技はリバウンドのシュガーさん
昔妖精、今妖怪の涼風真世さんとか。

なんかもう透き通っていた昆夏美さん、
気品があふれていた木下晴香さん。

ディズニー声優のイメージがあったけど
これぞ主戦場というか。全身で演じていて。
声だけなんてもったいないよ。

皆さん帝国劇場への愛があふれていて
思い出を語りながら涙ぐんでいたり。
涙をこらえる姿も美しかった。

同じ役を競い合ったライバルだったり、
共演した仲間だったり、憧れの存在だったり、
いろんな思いがあるんだなと感じた。

最近の若者風に言えばエモい。
そんな言葉で片付けたくないんだけど
エモすぎませんか。すべてが。

エモーショナルなんですよ。
語彙がなさ過ぎてしんどいです。

皆さん、5年後も帝国劇場に立てるように
精進しますって言っていたけど。

ここから先の5年で新しいスターも
現れるんじゃないかとワクワクしたり。

帝劇の歴史を考えたら数えられるくらいしか
観劇していないけどちゃんと感動した。

知らない曲でも鳥肌が立ったし心が震えた。

見たことがない演目でも
その世界に引き込まれるというか。

初演とか井上さんがデビューしたときとか
そんな瞬間を目撃したかったなと思ったけど
年齢的に厳しいものがあった。親世代だ。

でもきっと今の私だから
ここにたどり着けたんだと思う。

同じ時代に生まれてこの瞬間に立ち会えて
なんかもうこの先こんな素晴らしいことは
あるのだろうかと胸がいっぱい。

ミュージカルって人気の演目でも3年とか
5年とか上演されなくてその一瞬を逃したら
もう二度とみられないかもしれない。

奇跡的に再演されても出演するとしても
同じ役だとは限らない。

自分の人生のタイミングもあるし。

新帝国劇場が完成して
5年後もまた行けますように。

それまでにできることは健康第一で
良席のために徳を積むこと。

ありがとうございました!

ナナナナ軟骨

平成生まれのアラサー。

時間がたつと色あせてしまう
忘れてしまう記憶を
感動をそのままに記録。

おばあちゃんになったとき
こんなこともあったなと
笑いながら読めるブログを
目指して更新中。

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