これはあの頃の自分を
成仏させるためのまとめ。
KARAが好きだったけど全盛期に
私は学生でテレビの音楽番組でみるもの、
YouTubeでみるもの、そんな認識だった。
チケット代も当時の自分には大金。
勇気もお金もなかった。
すべては言い訳にしかすぎないけど。
今はわかる。
全てのものは永遠じゃない。
アイドルなんてなおさら。
メンバー脱退に解散は普通だし
二度と戻ってこない活動休止もあれば
潔く芸能界引退なんてこともある。
生きていれば考えも変わるだろうから
同じことを続けろというのも無理な話だと思う。
でもそれを願ってしまうところもある。
人としての幸せとか人生を考えれば
普通のことなのに。
KARAはハラが亡くなったこともあって
もうメンバーがそろって活動することは
ないのかなと思っていたけど。
ある日見つけた。
9年ぶりにKARAのコンサートツアー
KARASIAが復活!開催決定!!
もちろん申し込んだ。
見つけたときは心臓が止まった。
情けない自分をさらけ出すようで
誰にも言えなかったんだけど
KARAのライブに行かずに大人になった私は
どこかでそのことを気にしていて
みんなのソロ活動をふんわり追いかけていた。
そのなかでも精力的に活動していたハラ。
ハラが日本でライブツアーをしているのを知って
行こうか迷って行かなかった。
ハラが亡くなったのはその数日後。
ツアー終了後だった。
ショックなのはもちろん
後悔とかそんな言葉では言い表せなかった。
また次でいいかな、なんて甘えだった。
ずっとKARAを追いかけてきた
本当のファンからしたらふざけんなって
自分でも思う、そんなんすきじゃないだろって。
いろいろ反省して後悔して
そんな自分を許せるようになって
ほんとに失礼な話だけどそれからライブとか
ミュージカルとか積極的に行くようになった。
お金は後からついてくると思って
無理をした時期もあったけど後悔はしていない。
そんなこんなでKARAのライブを申し込んでから
待つこと数カ月。
やっとその日がやってきました。
結論から言う。
最高でしかなかった。
たくさん泣いた。
私が参加したのは8月18日の東京公演二日目。
知らない曲でも韓国語バージョンでも
なんでも良いと思ってセトリは調べなかった。
ハラのことを忘れるのは無理だし
5人時代がよぎるし悲しいイメージだな、
なんて思っていた自分を殴りたい。
ファンより誰よりも同じ時間を過ごして
ハラを救えなかったことを後悔しているであろう
メンバーに失礼でしかなかった。
いろんなことを乗り越えて受け入れて
前を向いて進む姿勢に
動いてる目の前で踊っているKARA
テレビの画面越しでしかみたことないKARA
振付をまねして踊ったあの曲を
あの時期聞いていた懐かしい曲を
つたない日本語なのになぜか心に響く言葉たち
いろんなことを乗り越えて受け入れて
前を向いて進む姿勢に
なんでもかんでも泣けた。
イントロだけで鳥肌が立った。
数年ぶりに聞く曲でも狂ったように聞いてたから
耳が、体が、覚えているものですね。
ライブ終了後。
これはこのままでは終われない。
マイナスな気持ちを抱えて参加してしまった。
という事で。
大阪公演のチケットをその場で購入。
25日の大阪公演、最終日に
参戦することが決まったのです。。
つづく
コメント